日本人のお風呂好き

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高齢者と入浴



子供のうちはお風呂嫌いでも、高齢になるほどお風呂好きな人は多くなります。

しかし、高齢者の入浴には危険が伴うことも多く、入浴中の突然死は年間14000件もあり、これは交通事故で亡くなる人を上回る数字になっています。

WHOの統計では、欧米における入浴中の突然死の発生は、ほとんど無く、日本と欧米での入浴のやり方の違いが原因と考えられています。

欧米では、入浴はシャワーで、浴槽にも半身浴程度にしか入らず、お湯も40度以下と低温です。

対して日本のお風呂は、深く入る全身浴で、しかも平均温度は41.2度と比較的高温になっています。



入浴中の死亡原因とは



欧米に比べて、異常に多い入浴中の突然死ですが、その原因として・・・

心臓や脳の血管に異常が生じて、浴槽で溺死してしまうことが一番の原因と考えられています。

さらに、日本式のお風呂は狭く蒸し暑い状態で、これは熱中症になる条件を備えています。

入浴すると、お湯の温度で抹消の血管が拡張して血圧が下がり意識が無くなるという事もあり、長湯をすると、熱中症もあいまって意識障害から溺死することもあります。

また、浴室で意識を失うと、タイルや金具など硬いものに頭をぶつけることも考えられます。

冬場では、寒い脱衣所から急にお湯に入ると、血圧の急激な上昇によって死亡事故につながります。

このように、日本式の入浴法は高齢になるほど注意しなければなりません。



入浴中の事故を防ぐ



お風呂での突然死を防ぐ方法として

  • 長湯せず、お湯の温度は39度〜41度程度にする

  • 食事の直後や深夜にはお風呂に入らない

  • 入浴の前と後には十分な水分補給をする

  • お風呂では急に立ち上がらない

  • 心臓や肺などに持病がある人は「半身浴」を心がける

  • 冬場は脱衣所も暖かくしておく


などがあります。

日本人なら、お風呂はゆっくり首までつかる、のが普通だと思っていますが、実はそこには大きな危険が潜んでいるのです。

欧米の入浴法に習い、お風呂は、さっと済ますのが健康には良い入浴法なのです。
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