脳卒中とはどんな病気か?

脳卒中とはどんな病気か?

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脳卒中と言っても・・・



脳の血管の病気でまず思い浮かぶのが
脳卒中
で、今まで元気でいた人がある日突然脳卒中で倒れてしまう事もあり
日本人の死亡原因の第4位
になっています。


脳卒中は脳の血管に異常が起こっている状態で、タイプ別に見ると
  • 血管が詰まる脳梗塞
  • 血管が破れる脳出血
があり、脳出血のうち脳の中心部で細い血管が破れて血液のかたまりが出来ると
脳内出血
となり、脳の表面で出血すると
くも膜下出血
と言う状態になります。



こんな症状が出ます



脳梗塞や脳出血で共通した自覚症状に
  • 箸を落としてしまう
  • 足に力が入らない
  • 言葉が出てこない
  • ろれつが回らない
  • 体のどちらか半分に症状が出る
などがみられます。

大脳の右側に脳卒中が起こると顔を含めて体の左側に障害が出て、脳の左側に異常が起こると体の右側に症状がでます。


また脳出血の特徴的な症状として
  • 今まで経験したことのない頭痛
  • 頭をバットで殴られたような痛みを感じる
があります。



リスキーな人とは



脳の血管が詰まる脳梗塞が起こる原因として
  • 動脈硬化による詰まり
  • 血栓による詰まり
  • 細い血管のつまり(ラクナ梗塞)
があり、肥満や加齢、心臓の病気、高血圧などがあると起こりやすくなります。


血管が破れる脳出血として
  • 比較的細い血管が破れる
  • 高血圧が原因で出来た血管のこぶが破れる
などがあり、アルコールをよく飲む人が起こりやすい傾向にあります。



脳卒中の予防には



脳卒中は突然起こりますが、普段の生活習慣の積み重ねが脳梗塞や脳出血の原因を作りますので、その予防には
  • 高血圧の治療
  • コレステロール値を下げる
  • 糖尿病の改善
などがあり、これらが健康な状態になると
脳卒中の9割をなくすことができる
と言われており、いかに日ごろの生活習慣が大切なのかがよくわかります。
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