扇動情報の危険性

扇動情報の危険性

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体に良い、悪い情報



ある食品は体に悪いとか、この食品は健康に良いなどという情報は毎日の様に、目に耳にしますが、健康に良いという食品を頑張って摂り続けたばかりに太ってしまったとか、体に悪いという食品を避けてしまったばかりに、栄養不足になったという本末転倒な話はよくあります。


例えば果物などでは
  • ミカンの成分が体に良い
  • りんごの成分が体に良い
他の果物でも同じ様な情報を鵜呑みにして、次々にあれもこれもと食べ足してしまうと、カロリー摂取が過剰となり太ってしまいます。


逆に砂糖や油では
  • 砂糖を摂って歯磨きをしなければ虫歯になる
  • 砂糖を食べると集中力がなくなり成績も下がる
  • この油は体に悪い
  • この油が健康に良い
などがありますが、食後の歯磨きや食べ過ぎなど
悪い原因はその人にある
事を無視した勝手な理屈で、砂糖でも油でも必要かつ適切な量を超えたり、不足したりすると健康を害してしまうことは明らかです。



 



食品添加物はどうなの?



食品添加物イコール体に悪い
というのは子供でも知っていることですが、食品添加物が入っていない食品を探す方が難しいのが現実です。


食品添加物の本を出すととても売れる事から、出版業界も好んでこの類の本は出版しており食品添加物有害論はとても人気のあるジャンルになっています。


 

しかし食品衛生法では体にとって
有害な物を有害性を発揮する量使ってはいけない
と決められており、普通の流通で販売されている日本の食品、輸入された食品に使われている食品添加物は安全な量しか使われていません。


食品添加物は多量に摂ると体に悪いから、別の食品を勧めるという話もよくありますので、そこら辺のからくりをよく考える事が必要です。


食品添加物はその人の偏った食べ方によって危険になる場合が問題なのです。



すぐに摂取量オーバー!



2015年4月から一日の食塩摂取量は
男性で8グラム未満
女性で7グラム未満
とされており
1食で9グラムの塩分摂取になるようなカップラーメンを毎食、日々食べ続けると体に悪い事は明らかです。


食品には何らかの栄養価や役割があり、それらを上手に、健康的に食べるのは私たちの責任です。


  • これさえ食べれば健康になる!
  • これを食べればガンになる!
と極端な見方で食品を捉えていると、そこにつけこまれてしまう事になります。
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