自然・天然・植物性は体にいいの?

自然・天然・植物性は体にいいの?

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自然は安心?



商品のパッケージに
自然
天然
植物性
と書かれていると、体に良さそうで安心感があってその商品を買いたくなります。


しかし、植物性や自然だけの理由で安全で体に良いという根拠は無く、自然の食べ物には有害な成分を持っているのも多く
毒抜き
毒の部位を取り除く
など長い歴史の中で食べられるように加工した食材も多く、自然の中でそのまま何かを食べるというのは危険な行為なのです。


食べて安全な事が保証されている植物は
穀類
イモ類
野菜類
果物類
で、野草や木などには有毒が物質が含まれる事も知られており、逆にそれらの成分を利用して医薬品が作られていたりします。



自然は有害?



自然や天然素材が体に良いというのとは反対に
人工的な食品
動物性の食品
は体に悪いというイメージが持たれており、添加物や保存料など体に悪い物が入っているというのは、雑誌などでも良く目にします。


しかし食品に体に害を及ぼす物質が入っている場合には商品として市場に出すことは許されません。。


食品の加工において最も多く人の手を加える方法は
過熱
で、過熱による殺菌や消毒で食べものの安全性は格段に上がっています。


目新しい情報で
48度以上に過熱するとイケない
という「生食信仰」のフードファリズムがあり、生の状態こそ自然のままなので体にも良いという論があります。


しかし穀類に含まれるデンプンは65度以上の過熱が必要ですし、豆を過熱しないで食べると有害な物質によって食中毒が起こったという実際の事故もあります。



肉は体に悪い?



食生活において野菜を多く摂りましょう!と言われますが、野菜ばかり食べていると栄養の偏りで健康に支障をきたしてしまいます。


特に成長過程の子供では、穀類、肉類、魚、牛乳、卵、油、などをバランス良くたべ、さらにたっぷりの野菜を食べる事によって健全な成長と健康が守られます。


またビタミンB12やビタミンDは植物性食品には含まれておらず、全く動物性食品を食べない生活を続けていると、それらのビタミンが欠乏して健康に支障をきたしてしまうことさえあります。



大切なポイント



 

私たちの身の回りには
動物性食品や人工食品は体に悪い
自然、天然食品は体に良い
という偏ったイメージが定着していますが、野菜であれ肉、魚であれどちらの栄養も雑食性である私たち人間が生きていく上で必要で
一般に売られている物を使う
バランスの良い食生活
を心がけるのが一番大切という事なのです。
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