感染性胃腸炎

感染性胃腸炎

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症状と原因



感染性胃腸炎は病原体のウイルスなどに感染して
  • 嘔吐
  • 下痢
などの症状がでる病気で
  • ノロウイルス
  • ロタウイルス
などが有名です。


子供が感染するロタウイルスはワクチンで抑えられていますが、ノロウイルスは有効なワクチンも治療法もない厄介なもので、冬に感染が拡大するという特徴があります。



ノロウイルス



人が感染したノロウイルスはトイレから水に流れ、それが川から海へと行き、二枚貝の体内に蓄積されます。


二枚貝にはノロウイルスがいますので、調理で十分に加熱すればウイルスは死滅して問題ありませんが
  • 生食
  • 加熱が不十分
な状態で食べるとノロウイルスに感染することになります。


ノロウイルスの症状として
  • 激しい嘔吐
  • 激しい下痢
など、とても苦しい症状が2〜3日続きますが、その後は自然にケロリと治ってしまいます。


ノロウイルスの感染で注意するのは
  • 高齢者
  • 持病のある人
  • 子供
など抵抗力の弱い人はより注意が必用です。


ノロウイルスは生命力と感染力が強く
  • トイレのドアノブ
  • トイレットペーパーのふた
などにはウイルスが付着しており、それを他の人が触るとその手にウイルスが付着し、手洗いが不十分なままお菓子を食べたり食事をすることで口から取り込まれます。


ノロウイルスの予防には
手洗い
がとても重要で、この時期には特に念入りに手洗いを行う必要があります。



また、吐いた物や下痢の中にはノロウイルスがたくさんいますので、飛び散らない様に処理をしなければならないですし、掃除する時には
  • 手袋の着用
  • 次亜塩素酸ソーダで消毒
が必ず必要になります。



もし、普通に拭き掃除しただけでは、その場所にノロウイルスが残り、掃除機をかけた時に部屋中にノロウイルスが拡散してしまう事になり、実際にホテルでそのような食中毒がおこっています。



ノロウイルスの免疫を手に入れる



一度ノロウイルスに感染すると免疫が作られますが、あまり強い免疫ではなく、2度目の感染の緩和程度で完全に予防するという事はできません。


しかしながら、3回、4回とノロウイルスへの感染を繰り返すほどに症状は軽くなってゆきます。


ところが、ノロウイルスは変異しますので、もし違うタイプのノロウイルスに感染した場合には、いままでの免疫では効果が無いので、何よりも感染予防が大切なのです。



ノロウイルス感染の治療



ノロウイルスに効く薬は無く、症状がひどくならない様にする治療が中心で
  • 下痢や嘔吐による脱水症状の予防
  • 電解質の入った水分補給
が治療な主なものになります。


また、高齢者や病気の人など抵抗力の弱い人では
  • 吐いた物が詰まる窒息
  • 吐きかけの物が肺に入る肺炎
などにも注意が必用です。



カンピロバクターについて



胃腸炎では
カンピロバクター
が原因になる場合もあり、カンピロバクターは動物の腸内にいて、食肉加工の際に肉に付着する事があります。


症状として
  • 下痢
  • 嘔吐
  • 血便
などがあり、症状は比較的早く回復して治療薬の抗生物質もあるのですが、カンピロバクターの感染によって
ギランバレー症候群
になると
  • 手足が麻痺
  • 心臓の筋肉が麻痺
  • 呼吸系の筋肉が麻痺
など恐ろしい病気の引き金にもなりますので、あなどってはいけないのです。


カンピロバクターはしっかり加熱すればよいのですが、加熱が不十分だったり、焼き肉で生肉を取る箸と同じ箸で食べるなど不注意があると感染してしまい、現在ではノロウイルスよりもカンピロバクターによる胃腸炎が多く注意喚起されているほどです。


カンピロバクターの食中毒を予防するには
生肉は食べない
事につきます。
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