大腸がんの予防

大腸がんの予防

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大腸がんのなりやすさとは?



大腸がんになる確率の高い人は
リンチ症候群
と呼ばれるガンになりやすい遺伝子を持った人で、このタイプの人では家系的にも大腸がんが多く見られます。


また
  • 潰瘍性大腸炎
  • 過去に大腸がんになった
  • 良性のポリープがある
人などでも大腸がんになるリスクは高くなってきます。


いずれの場合も定期的に大腸内視鏡検査などを受けるようにします。



こんな習慣が大腸がんに!



遺伝や病歴以外の大腸がん要因として
  • 肥満
  • 喫煙
  • 多量の飲酒
があり、飲酒についてはアルコール量23g以上が危険で
  • ビール大瓶1本で23g
  • 日本酒1合で23g
  • ワイングラス2杯で23g
となり、男性で4人に1人はこの量を超えており、大腸がんになるリスクが大きくなります。


また糖尿病の人は健康な人に比べて
1.4倍大腸がんになりやすい
という事がわかっており、糖尿病によって免疫力が低下している事が要因と考えられています。



運動の効果



大腸がんの予防に
運動が良い
という事がわかっており、アメリカの研究では
結腸がん発症率が4〜5割の低下
という結果が得られています。


運動は
  • 肥満の解消
  • 糖尿病の治療
などメリットは大きく、運動量が多いほど効果的だとされていますが
ウオーキング
など比較的少ない運動量でも効果はあり
習慣的に継続的に行う
事が最も大切になります。



食事の誤解



男性で大腸がん発症率が低かったのは
カルシウム摂取量が多い
という事がわかっており
  • オメガ3脂肪酸(青魚)
  • 葉酸(枝豆、ブロッコリー)
などにもガンの予防効果があるという研究がありますが、反対にあまり関連性が無いという研究もありますので今後の発表が待たれるところです。







野菜などから摂る
食物繊維
は大腸がん予防に有効なのは良く知られていますが、食物繊維だけでなく野菜のビタミン類も良い影響があると考えられています。


ただしサプリメントではあまり効果がなかったという研究もありますので、野菜からビタミンや栄養素を摂る様にしたいものです。


大腸がんになりやすい食品として
  • 加工肉
  • 牛肉
  • 豚肉
  • 羊肉
などををたくさん食べると大腸がんになりやすいと言われていますが、この研究はアメリカのデータによるもので、日本での摂取量とは大きな隔たりがあります。


逆に
肉を食べると元気で長生き
という側面もありますので、肉を避けるのではなく肉、魚、野菜などバランスの良い食事を心がけた方が良いと思われます。
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05 大腸がんの予防関連エントリー

01 大腸がんの特徴
患者数が増えてきている【大腸がん】とは?どうすれば予防でき、いつ治療すれば完治できるのか!?
02 大腸がんを見つけるには
早期発見すれば治せる大腸がんの見つけ方とは
03 ポリープが見つかったら
大腸内視鏡検査でポリープが見つかった時の対処法とは
04 進行ガンの治療
もし進行性の大腸がんだったら?治療法や生存率は?