泌尿器科受診の重要性!

泌尿器科受診の重要性!

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尿がガマンできない!



日本は世界に類を見ない
超高齢化社会
に入り、泌尿器の病気は高齢者がなりやすく必然的に患者数も増加しています。


泌尿器科の病気の中でも
過活動膀胱
という病気があり過活動膀胱では、おしっこがガマンできず急にトイレに行きたくなる【頻尿】がみられ
  • 日中で8回以上トイレに行く
  • 夜寝ている時に1回以上トイレに行き不眠になる
などの症状が代表的で、さらに重症になると
尿失禁
が起こることさえあります。



トイレが近いのは歳のせい?



過活動膀胱の原因は様々ですが、高齢になると膀胱が膨らみにくく、少し尿が溜まっただけで過敏に反応して強い尿意を感じてしまうと言われており
現在1000万人
の人が過活動膀胱であると推測されます。


しかし尿の病気は恥ずかしいので病院にもなかなか足が向かず全体の2〜3割程の人しか受診しておらず、特に女性では全体の1割程の人しか病院にかかっていないと言われています。


過活動膀胱は
生活の質が大きく低下する病気
ですので、恥ずかしがらずに病院で診てもらう事が大切ですし、他の病気が見つかる場合もありますので、頻尿を感じたらまず泌尿器科を受診する事が大切なのです。



前立腺の病気



男性の泌尿器科の病気として
前立腺肥大症
があり、加齢と共に肥大した前立腺が尿道を圧迫し
  • 尿が出にくい
  • 残尿感
  • 尿が出ない
など排尿のトラブルが見られます。


また前立腺の病気では前立腺ガンが心配され、前立腺ガンは前立腺の外側の皮膜に近い所から発生することが多く、初期のうちはほとんど自覚症状がないのですが、症状が出てきた時にはある程度進行している状態や、転移している場合さえありますので注意が必要です。



男性の生殖器の病気



泌尿器科では、膀胱や尿道の他に男性の生殖器も診て行き
精巣がん
なども泌尿器科の診療となります。


精巣腫瘍は20-30代と比較的若い人でもかかる病気で、小児や中年に見られる事もあります。



女性の泌尿器科の病気



女性では
腹圧性尿失禁
があり
  • くしゃみ
  • 力を入れた時
など腹圧がかかった時におしっこを漏らしてしまう症状で、若い人や産後の人などでも多く見られます。


ほかには
膀胱炎
があり、膀胱炎はほとんど女性がなる病気と言っても良く、1年に3度以上膀胱炎になる
反復性の細菌性膀胱炎
になる人も多くいます。


さらに腎臓にまで細菌が行くと発熱を伴う
腎盂腎炎
となりすぐに治療が必要になってきます。



病院にかかる時のポイント



泌尿器科は薬で治療する内科的な病気と、ガンなど手術をする外科的な治療も行います。


治療に関しては、医師と良くコミュニケーションをとって納得した上で治療を受ける様にすることが大切です
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03 前立腺ガン
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