インフルエンザの大流行は来るのか!?

インフルエンザの大流行は来るのか!?

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新型鳥インフルエンザ?



中国で発生した【H7N9鳥インフルエンザ】は、気温が高くなって来るに連れ感染者の数も減ってきており、終息に向かっているものと思われます。

鳥インフルエンザが人に移るのは、人と鳥の距離が近い環境で起こり、中国の市場の様に生きた鳥を売っている様な極めて濃い接触がある所で感染が起こったと考えられます。

この鳥インフルエンザウイルスが変異して人から人に感染するタイプのインフルエンザになると感染は爆発的に広がりますので、鳥由来のインフルエンザの脅威は今後も変わることはありません。

鳥や他の動物で感染を広げたインフルエンザウイルスが変異して、人から人へと感染するタイプの新型インフルエンザウイルスが感染していった場合には、人類はそのウイルスに感染の経験が無く免疫も持っていませんので、世界的な大流行になってしまいます。



インフルエンザの季節は夏になった?



インフルエンザといえば気温が低く空気が乾燥する冬に流行するものだという認識がありましたが、沖縄などで夏にインフルエンザが増えているというニュースも耳にします。

熱帯地方のインフルエンザは一年を通じて流行しており、今から4年前の【H1N1】新型インフルエンザも春から夏にかけて流行が広がりました。

沖縄以外の日本では、寒い季節にインフルエンザの流行が多く見られますが、暖かい季節にもインフルエンザは流行することがあるのです。



インフルエンザ予防対策



インフルエンザを日常生活で予防するには

・返って来たら手洗いをしっかり行う
・咳や鼻水などがあればマスクを着用(咳エチケット)
・予防接種を行う
・インフルエンザにかかったら家にいて人に感染を広げないようにする

などが必要です。



新しい治療



人類の脅威である新型インフルエンザに対しては様々な研究が行われていて、新型のワクチンもその一つです。

現在のインフルエンザワクチンは特定のタイプにしか効果が無いものですが、新型のワクチンでは一度の接種ですべてのインフルエンザに効果が出るような研究が進んでいます。

アメリカでは鼻の中に点鼻をする生ワクチンが主流で、子供などでは通常の注射によるものよりも効果があるとされています。

また現在ある抗インフルエンザ薬とは別のメカニズムで働く抗インフルエンザ薬の開発も進んでおり、いずれも新型インフルエンザが発症した時にその効果が期待されています。
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