冬を迎える前に

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仮設では結露が問題になってきます



中越地震の仮設住宅では冬には大変な結露がありました。

結露がひどいとカビも生えてくると、生活環境や健康問題にもなってきますので同じような事は東北でも今後起こりうると思われます。

家族や個人単位の生活の場である仮設住宅ですが、結露の対策は仮設住宅という地域単位で取り組むべき課題だと思います。



一般家屋との違い



一般住宅と仮設住宅ではその構造は大きく違っています。

仮設住宅は、家の容積は小さく、壁は薄く、窓は一重という外気の影響を受けやすい構造ですので寒さは非常に厳しいものがあります。

阪神大震災以後の仮設住宅でも冬では水道が凍結して出なくなることもありました。

もちろん、東北では凍結対策が取られているかもしれませんが、家の中でも外と同じように冷え込むという事の対策を考えて準備しておくほうが良いと思われます。



仮設の現状



現在の気仙沼の仮設住宅では、昼間は暖かいのですが朝夕は寒くなってきます。

仮設住宅にもよりますが、隙間が開いて外気が入ってきたり雨漏りがしたりと、すでに住宅の劣化や不具合が出てきています。

さらに東北はこれから雪が降ってきますので、雪の対策をやっておかなければなりません。

仮設だから・・・

と諦めたり遠慮したりするのではなく、行政や仮設を施工した業者に対して不具合を言って直してもらうようにしておきましょう。
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