IT機器と子供の脳の発達

IT機器と子供の脳の発達

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子供の脳に悪いアレ



現在は子供でもスマホやタブレットなどを使って情報を簡単に得られる世の中になっていますが、子供の脳の発達にとって悪い影響を与えるのが
テレビ
で、研究でもそのことは証明されています。


テレビを見ている時の脳は、ものを考える
前頭葉
という場所の働きが低下しており
パソコンやスマホ、タブレット
を使っている時も同じく前頭葉の働きが低下することがわかっています。


仙台市の小中学生全員を対象にした調査では
スマホやタブレットの使用時間が長ければ長いほど学力が低下していた!
という恐ろしい事実も明らかになってきており、便利なIT機器は脳の発達にマイナスの影響があるのではないかと考えられています。


パソコンやスマホ、タブレットを使っている時には視覚や思考力などを使っていると思いますが、実際に脳を調べてみると活動が抑制されていたのです。




家より外で遊びなさい!




なぜIT機器を使うと脳の活動が抑制されるのか?を考える時、そもそも機械というのは楽をしたり、効率を上げる為に使うのが目的で、車に乗ると運動機能が衰えるのと同じことが脳でも起こっていると考えられます。


成長の過程で体と頭を良く使って発育しなければならない時期に、IT機器を使うのは子供の成長を妨げる要因になっているのです。


もし、調べ物をしたり、文章を書く時には
  • 面倒で
  • 時間のかかる
方法をあえて選ぶ方が、脳や体に良い影響を与えます。


スマホや電子辞書を使って調べ物をするより、辞書を引いて調べ物をする方が脳のためになり、視覚や記憶力が総動員されることで脳が刺激され、そのことこそが脳を鍛える秘訣なのです。




21世紀は衰退の世紀



20世紀後半から機械やコンピューターの発達が著しく、21世紀以降は機械が人間に取って代わる場面も多くなってきました。


ひょっとしたら、これから先の時代は人間の進化が後退するのでは?と危惧をいだきます。


私達は一度“楽”を覚えてしまうと、なかなか元には戻れません。


しかし、ウォーキングや運動を意識的に行い健康維持に取り組み成功しているひとも多くおられます。


脳も運動と同じ様に定期的にIT機器を使わない時間を作れば脳の筋力を取り戻すことができます。


現段階では、脳の機能が退化しているのかどうか良くわかっていませんが、100年後に今の時代をふりかえった時には、はっきりすると思います。
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