早寝早起きの健康効果

早寝早起きの健康効果

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やっぱり夜更かしはダメ



夜更かしをすると朝ごはんを食べたくない事もあります。


夜更かしの有無にかかわらず朝ごはんは大切なものなのですが、そもそも夜更かしは健康に悪いという研究結果が出ています。


細胞の中には「ミトコンドリア」という物質があり体の中でエネルギーを作り出す「発電所」の様な働きをしています。


この、ミトコンドリアは夜更かしをするとその能力が低下し
  • 疲れやすい
  • 学力が下がる
という事が科学的に確かめられています。


夜更かしは体にとっても脳にとっても良くないのです。



海馬を大きくする方法!



発育や健康のためには、子供から高齢者まで
早寝早起き
をして、生活のリズムを整える事が大切で、その影響は子供に顕著に現れます。


睡眠時間の短い子供では、記憶に関係する脳の海馬の体積が小さくなる事が確認され、睡眠時間の長短と、海馬の大小には相関性が認められています。

十分な睡眠を取っている子供は海馬も大きく発達する!

ということなのです。


また、寝る時間と起きる時間のリズムがきちんとした人は
物事を先送りする癖
が出にくくなるということもわかっており、逆に睡眠不足の人はこの傾向が非常に強く出る事もわかっています。





睡眠時間と受験



睡眠の目的は昼間の疲れを取る事にありますが、脳は睡眠中にレム睡眠とノンレム睡眠という睡眠のリズムを持っています。

心理学の研究では、脳は睡眠中に昼間の学習や経験を整理して記憶に定着する作業を行っていると考えられており、寝るのは勉強のうちという事もできます。

昔の受験生は寝る間も惜しんで勉強しなければ合格出来ない!という意気込みでしたが、現在では必要な睡眠を取らないと記憶が定着しないので、学習効率が悪くなる事がわかっています。


実際に
東北大学に合格した学生では多くの人が夜の11時には寝ていた!
という事がわかってきました。

夜中の1時や2時まで勉強していた人ではなかなか合格できていません。


また東京大学の合格者でも同じ調査を行うと、7〜8割の人が11時前に寝ていた事がわかっています。


!!寝ないと受験戦争に勝てない!!


というのが現在の科学の常識なのです!



睡眠と朝ごはん



朝起きられない人や、夜更かしで夜食を食べたりすると朝食抜きになってしまい、朝食によって得られる質の高いエネルギーが体に入ってきませんので、午前中のパフォーマンスが2割も低下することになります。


そのような生活を続けていると、きちんとした生活リズムで朝食を食べている人に比べて、様々な面で劣ってゆきます。


きちんとした生活リズム
  • 早寝早起き
  • バランスの良い朝食
を行うことで、いろいろな事が良い方向に向かってゆくのです。
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