口腔ケアって?

口腔ケアとは

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食べるだけではありません



口は食べる他にも呼吸をしたり、話したりとエネルギーや情報の窓口と言って良い程様々な機能があり、その機能が低下してくると人間本体にとって良くない事が起こって来ます。


「食べる」行為は栄養を得る事の他に『楽しみ』でもあり、外出先や旅行先の重要な要素を占めています。


もし思い通りに食べられなくなってしまうと外出や旅行も気が進まなくなり、さらに上手に話せなくなると“なおさら”で生活の質を大きく低下させてしまいます。



口腔ケアによって取り戻す!



加齢や病気などで、食べる事や話すことなど口の様々な機能に支障をきたした時に、その機能を取り戻す事こそ『口腔ケア』の目的なのです。


一口に口腔ケアと言っても、狭い意味と広い意味に分けられます。


狭い意味の口腔ケアでは【歯周病】【虫歯】【誤嚥性肺炎】など口が汚れることによって引き起こされる病気の治療と予防を目指し、歯の治療や歯磨き指導、粘膜ブラシで歯や口の中を清潔にするなどを行います。

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広い意味の口腔ケアでは、食べることや話すこと、息をすることなど口の機能全般についてのケアを行い、食事の前に行う『お口の体操』などは口の機能維持にとても有効な方法です。




また発生や発音も口の大切な機能で、集まりに参加してよく話しをたりカラオケなどで歌うことはとても有効に働きますし、それによって食べる機能も鍛えられるようになります。



息の臭いは気になりませんか?



話している時に息が臭うのはとても嫌なもので、口臭予防はコミュニケーションの最低限のエチケットとも言えます。


また口が汚れていると食べ物の味も感じにくくなり、本来の美味しさもわからなくなってしまいます。



入れ歯の口腔ケア



入れ歯になると上手に発音ができなくなる人も多く、口を開けた途端に入れ歯が外れて恥ずかしい思いをすることから、あまり人と話さなくなり、そうなると急速に口の筋肉や機能が衰えてゆきます。


もし入れ歯の調子が悪い時には歯科で調整をしてもらうと、上手く話せるようになったり、大きな口を開けて笑うことができるようになります。



認知症予防にもお口は大事です!



『口は脳の出店』と言われるほどで、いろいろな脳神経が口の中の神経とつながっています。


たとえば、食べ物に小さな石が入っているような時でも、石を感じ取り器用により分け口から出すという繊細で複雑な作業も難なくできてしまうのは多くの脳神経が働いているからなのです。


日々の食事でよく噛み、食べる事は口と脳の神経回路を健全に保つメンテナンスのような作業で、食べるという行為自体が大変良い脳への刺激になるのです。


これらのことから、きちんとした食事をよく噛んで食べることは認知症予防にも役立つという事が最近わかってきました!


食べる、話す、息をするなどとても複雑な事が当たり前にできている「口の健康」を大切にしてゆきたいものです。
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