体の中で何が起こっているのか?

体の中で何が起こっているのか?

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若いころにツケがあると・・・



若い頃に過度なダイエットや偏った栄養、不規則な生活環境などで
  • 順調な成長が出来なかった
  • 十分な骨量が貯められなかった
ような人の更年期は心配です。


しかしながら過ぎてしまった過去は取り戻す事は出来ませんので、大切なのは
自分にどのような不足があるのか?
を知り、積極的な対策を取る事がその後の人生を幸せにするコツです。


例えば、骨密度が足りなければ
  • 積極的な運動
  • 骨のためになる生活環境
などを整えてゆく事が必要になります。




いよいよ更年期になりました!



同じ更年期の年齢でも人によって症状などは千差万別で、軽い人から重い人、さらに全く更年期の症状が出ない人さえいます。


特に、日本人女性は欧米の女性に比べて更年期障害が軽いと言われています。


更年期は、そこまでの生活習慣の影響をモロに受けますので、いかに余力を持って更年期を迎えられるか!で更年期の乗り越え方は大きく違ってきます。


昔は更年期はじっと耐えて過ごすというのが通常の対処法でしたが、最近では社会環境も変わって来ており、積極的なアプローチで患者さんをサポートするという考え方が一般的です。



女性ホルモンと更年期



女性ホルモンについて考えてみると、妊娠というのが一つの目安になります。


卵子の老化と言われる
30代後半から40歳前半
では妊娠率が下がり、これは卵巣に加齢現象が起こっている証拠です。


この卵子の老化年齢より若い年代が卵巣機能、女性ホルモンがピークの時期で、解剖学的に見てもその後は卵巣は急激に老化が進行してゆきます。


卵巣はまず卵を作る機能が衰え、やがて閉経になると女性ホルモンの生成もゼロになってゆきます。


また、病気の治療で卵巣を取ってしまった場合には更年期障害の症状は急激にあらわれてきます。


更年期障害が起こるメカニズムとして、卵巣機能は脳の視床下部でコントロールされており、視床下部は
  • 自律神経
  • 免疫系
など体の様々な機能も統率しているのですが、更年期になって卵巣機能が急激に衰えると、視床下部は混乱し
  • 冷や汗
  • ドキドキする
など自立神経失調症状が現れてくるようになり、この事が更年期障害と言われるものです。
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