更年期と生活習慣病について

更年期と生活習慣病について

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更年期以降は病気がいっぱい!



更年期は女性にとって重要な節目となる時期で、それまでどのような人生を送ってきたのかを振り返る時期でもあります。


生活習慣も人生と共にあり、健康に気を遣って生きてきた人から、無自覚なまま現在に至るという人まで様々ですが、誰でも等しく更年期はやってきます。


更年期になると卵巣機能が大きく低下して体の変化を自覚すると共に、更年期を過ぎて数年すると生活習慣の影響による隠れた病気が表面化してくる事が多々あり、まさに更年期は新たな病気の引き金になると言えます。


しかし発症する病気はわかっていますので、あらかじめ健康管理などの対策を講じておけば、慌てることがなくなります。



骨粗しょう症対策



閉経後の代表的な病気に
骨粗しょう症
がありますが、骨の量は閉経後5年位の間にかなり減り、若いころの骨貯金が少ないと影響も大きくなります。


近年では骨粗しょう症に対する新薬も出てきており骨密度の低下を抑える事も出来るようになってきました。


しかし治療よりも大切なのは普段の生活の中でいかに骨密度の低下を予防するか!の実践が大切です。







体重が自然に増える!



更年期を過ぎると体重が増える事は人間のみならず動物実験でも科学的に証明されており、今までと同じ食事内容でも自然に体重が増え、特に
  • 内臓脂肪の増加
  • 体型の変化
が懸念され、なにもしないでおくと
  • 脂質異常症
  • メタボ
  • 糖代謝異常
  • 糖尿病
  • 高血圧
などのリスクが増えてくるので、更年期以降では食生活や生活習慣、血圧や体重のチェックなどに、より気を遣う必要があるのです。




  


血管と認知症



血管の柔軟度と女性ホルモンのエストロゲンは深い関係性があり、血管の周囲にある平滑筋や血管の内皮はエストロゲンがなくなると硬くなってしまいます。



さらに体重が増え
  • 脂質異常症
  • 悪玉コレステロール
  • などが加わると
  • 動脈硬化
  • 高血圧
のリスクも増大します。


高齢になると脳の血流も低下し、女性ホルモンの減少は脳細胞の代謝低下にもつながりますので
物忘れがひどくなる
認知症
などのリスクも増してきますので、定期的なチェックも忘れない様にしたいものです。
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