健康で長生きするためには？

更年期を乗り切り、その後の人生を健康長寿にするには？乳がんを避けるホルモン補充療法について！

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男性と社会の責任

更年期になると様々な体の変化が出てきますので、この時期にそれまでの人生を振り返ったり、今自分の体に起こっている変化を知り、更年期を上手に乗り切るような対策をとらなければなりません。


更年期障害は女性に起こるものですので、男性や社会の中で、上と下に挟まれてしまう
サンドイッチ症候群
を発症する女性もあり、この様になると健康はズタズタにやられてしまいます。


更年期にある女性の健康問題は、会社では上司やグループ全体でサポートする事が大切で、家庭では夫が更年期障害について良く勉強して妻をサポートしなければなりません。

ホルモン補充療法とリスクについて

更年期障害の治療に
ホルモン補充療法
があります。


ホルモン補充療法は若いころの様なホルモン量を補充するものではなく、更年期障害の症状を取るための必要最低限の量を補充するという治療法で

• ガンになる
• 血栓が出来る

などと言われていますが、そのようなリスクは低いものです。


ホルモン補充療法には様々な薬があり、

• 薬の種類
• 薬の量
• 投与方法

など最近の治験で安全な方法が確率されていますので、リスクばかりを恐れてホルモン補充療法を避ける事は、更年期の健康を大きく損ねてしまうことにもつながります。

ホルモン補充療法と乳がんのリスク

2002年のアメリカで行われた大規模な試験で
5年程度ホルモン補充療法を行うと乳がんが増加する
という結果が出て、それ以降ホルモン補充療法が及び腰になりました。


しかし、内容をよく見ると

• 対象が日本女性とは異なる
• 乳がんにリスクの大きな人も含まれていた
• 一つの薬に対する結果

である事がわかり、その後の追加試験や、近年使われている薬では
乳がんは増えない
という結果が得られています。


乳がんは世界的に見ても、日本女性を見ても増加傾向にありますのでホルモン補充療法の有無にかかわらず、乳がんのチェックや検診は欠かさない様にしなければなりません。

日常生活で気をつける事とは

更年期にかぎらず健康はきちんと管理してこそ達成できます。


更年期障害は全く無い人から重症の人まで人それぞれで、治療法も異なっています。


更年期障害はガマンするのではなく積極的に病気の事や治療について勉強し、積極的に治療を受け、つらい時期を乗り切る行動が大切です。
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