うま味を活かした料理

うま味を活かした料理

スポンサードリンク

魔法のレシピ



野菜には多くのうまみ成分が含まれており、野菜を使った料理に
ラタティーユ(フランス風野菜煮込み)
があり、これから紹介するレシピはフランス政府から勲章をもらった日本人シェフが考案したものです。

4人分の材料
  • ニンニク1/2かけ
  • 玉ねぎ(みじん切り)1/2個
  • トマト5個
  • 黄パプリカ1個
  • 緑パプリカ1個
  • 黄ズッキーニ1本
  • 緑ズッキーニ1本
  • なす1本
  • オリーブオイル適量
  • 塩適量
  • タイム1枚


作り方
※この料理のポイントは『弱火で煮込む』事で、鍋底に炎がつかない程度に調整します。

ニンニクを包丁の背でつぶしてみじん切りにする

厚手の鍋を弱火にかけ、オリーブとニンニクを入れる

塩ひとつまみを振り、ニンニクが透明になるまでじっくり炒める

次にみじん切りの玉ねぎと塩ひとつまみを加え、透明になるまでじっくり炒める
(玉ねぎを炒めている間に、ほかの野菜を切る)

パプリカとズッキーニは5ミリ程度の短冊、なすは炒めると痩せるので7ミリ程度の短冊に切ると出来上がりの厚さが揃ってよい食感になる。

玉ねぎが透明になったら、ざく切りにしたトマトと塩ひとつまみを入れ強火にして、トマトの臭みを飛ばし、トマトの水分が飛んだら、弱火にして煮込んでおく

その間にフライパンにオリーブオイルを入れ、黄色パプリカと塩ひとつまみを入れ強火で炒め、シャキシャキ感が残っている程度でざるに取る。

フライパンをふき取り、緑のパプリカ、黄と緑のズッキーニも同様に炒める。

野菜ごとに炒めるのは手間がかかりますが、出来上がりの野菜がカラフルになり、見た目がとてもよくなります。

面倒な場合は、一気に炒めてもOKです。

最後にナスをフライパンで炒めます。


炒めた野菜を鍋に入れ3分ほど弱火で煮込み、最後にタイムを「手でたたいて」香りを出してから入れて出来上がり。


このレシピは手間がかかりますが、プロ中のプロが考えたレシピで、野菜のうまみを存分に出す事ができ、この料理をヒントに他の野菜料理にも応用することもできます。



本当の味とは?



私たちの味覚は
  • 塩分
  • 糖分
などのアッパー系の味に慣れすぎてしまっています。


しかし人間が生まれてきた時には、羊水や母乳など「ダウナー系のうま味」のもので栄養を摂る環境で育っています。


栄養を摂る時の本来の味は『うま味』ですので、食べるものの味は『うま味』であることが
基本のき
となるのです。
スポンサードリンク

05 うま味を活かした料理関連エントリー

01 なぜ濃い味を求めてしまうのか?
ファストフードやスナック菓子などは脳が「もっと食べたい」という味覚を刺激するように味付けされています。そのメカニズムと抜け出すヒントとは!?
02 薄味に慣れるための食事方法
中高年はもとより若い人でも薄味の食事が健康維持と病気予防には欠かせません。薄味に慣れる方法あれこれ
03 習慣化するための工夫
薄味で健康によく、ダイエットにも効果がある「ダウナー系の食習慣」を日々の生活に取り入れる工夫について
04 うま味の健康効果
うま味には、食べ過ぎ防止によるダイエット効果のほかに、食が細い人の食欲回復にも効果がある他消化器系の健康回復にも役立つことがわかってきました。