飲み込む力の確認方法!

飲み込む力の確認方法!

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飲み込みのセルフチェック



飲み込む力の衰えをしるには次の10項目をチェックします。


1)痰が喉にたまる
飲み込む力が弱ってくると喉に唾液がたまっている人が多く、それが痰がよく溜まる感覚につながります。


2)唾液が増えた
飲み込みが悪くなると、喉や口に唾液がたまりやすくなることが原因です。


3)声の感じが変わってきた
肺から送り出された空気が、喉や鼻腔を共鳴させることで声になりますが、途中の経路にトラブルがあると、こもった感じの声や、声の出が悪くなります。


4)食事中や食後にむせる
食べ物が誤って気管に入ってしまうとむせてしまいますが、食後も喉に残った食べ物が気管の中に入るとむせるようになります。

若い人でもむせる事はありますが、高齢になるとむせる回数も増してきます。


5)咳払いが増えた
喉がむせると咳払いをしますが、飲み込む力が落ちて気管の中に食べ物や唾液が残っていると多くなってきます。


6)寝ている時に咳がでる
寝ている時には、自分の意志で飲み込むことがなく唾液は無意識の反射で飲み込んでいますが、衰えてくると気管に唾液が流れて咳が出るようになり、自分よりも周囲の人が気づく場合が多くあります。


7)飲み込む時に引っかかる感じがある
飲み込みの機能がうまくいかないと喉に残ったような感じや引っかかる感覚が出てきます。


8)喉が詰まった感じ
飲み込みは1日に500回から1000回も行っていますが、飲み込みがうまくいかないと、喉の違和感や詰まった感じがずっと続きます。


9)液体のほうが飲み込みにくい
液体は早く流れますので、タイミングが合わないと誤嚥しやすいという特徴があり、飲み込みの衰えは液体のほうが早く出てきます。


10)鼻にながれてしまう
食べ物や飲み物を鼻に流れないようにするために「軟口蓋(なんこうがい)」という膜があり、その機能が衰えてくると喉から鼻へ流れ込むようになります。



あなたはどのレベル?



10項目のうち
0〜1は正常
2〜4は少し弱っている
5〜7かなり弱っている
8〜10嚥下障害に近づいている
という状態と判断できます。
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03 飲み込む力の確認方法!関連エントリー

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02 嚥下(えんげ)のしくみ
高齢になると、食べ物や飲み物の「のみこみ」にトラブルが出てきます。
04 飲み物を使ったトレーニング
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05 スプーンを使ったトレーニング
飲み込み機能維持に!スプーンを使ったトレーニング!