帯状疱疹とは

帯状疱疹とは

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増えている帯状疱疹



帯状疱疹は神経と皮膚を侵し、水ぶくれがどんどん皮膚を破壊して、同時にやけどの様な激しい痛みを伴う病気です。


初期症状の痛みとしては
  1. チクチク
  2. ズキーン、ズキーン
  3. ビリビリ
とひどくなっていき
経験しないとわからない痛み
と言われていて、痛みで七転八倒、まともに眠れないほどにまでなります。


高齢者で帯状疱疹になるのは80歳までに3人に1人の割合で近年の高齢化に伴い帯状疱疹になる人も非常に多くなってきています。



原因と発症のしくみ



帯状疱疹は水ぼうそうのウイルスが原因で起こり、小さい頃にかかった水ぼうそうのウイルスが神経の根本に遺伝子の形で残っており、元気な頃は免疫の力で抑えつけられているのですが、免疫力が低下してくると、表面に出てきて悪さをします。


ウイルスは神経で増殖しますので神経の経路に沿って増殖し、それと共に痛みを感じるようになり、さらに皮膚に達すると皮膚は水ぶくれになり細胞は死んでしまいます。


帯状疱疹が出てくるタイミングとして
  • 免疫力が低下してくる50歳以上
  • 仕事など多忙な時期
  • 無理が続いた時
などがあります。



発症しやすい季節と高齢者がアブナイ理由



季節的に周囲に水ぼうそうのウイルスがある時期には
ブースター効果
と呼ばれる免疫細胞の警戒レベルが上がり、帯状疱疹は発症しませんが、水ぼうそうが流行しない夏場には免疫細胞も働かず帯状疱疹が出やすくなります。


水ぼうそうは主に小さな子どもがかかる病気ですので、小さな子どもと増え合う機会の多い人では、ウイルスが体内に取り込まれブースター効果により免疫力も維持されますが、一人暮らしや高齢者だけの暮らしではそのような機会は無く、加齢による免疫力の低下も手伝って帯状疱疹になるリスクも増えてしまうのです。



高齢者以外でも帯状疱疹になる



帯状疱疹になるのは高齢者ばかりでなく
  • 手術の後
  • 放射線治療を受けた
  • 激しく殴られる、ぶつける、事故などの刺激
など、免疫力が落ちたり、刺激によって眠っていたウイルスが活性化することが原因になることもあります。スポンサードリンク


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ブツブツが出た!痛い!段々広がってきた!そんな時には帯状疱疹を疑う必要があります。
03 帯状疱疹の治療法について
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04 発疹が消えた後の痛みについて
帯状疱疹の発疹が消えた後の痛みの原因と対策について
05 早期発見と予防法
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