食生活の問題点

食生活の問題点

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テレビでやってたアレ!


栄養改善普及会は創立60周年になり、正しい食生活の普及のために毎日のように全国で教室を開いています。

そのような中で大勢の人に接してみると「食に関する情報」はテレビや雑誌など様々なメディアから情報源として入ってくるわけですが、その知識を生かしきれていなかったり、間違った知識として使われているのが残念な所です。

日本人は『コレがいい!』と知ると、そればかりに集中してしまう反面、【コレが悪い】と放送されると絶対に口にしないという極端な所があります。

大切なのは自分に合っているかどうかですので、そのような情報を踏まえ自分に合っている物を見極める力が欠けているという気がします。





こんな事例もあります



栄養改善普及会では『朝食を大切にしよう!』という事で事業を進めています。

参加者に「朝食は食べてきましたか?」と聞くと、食べてきたという人が多いのですが、その中身を見ると

菓子パンだけの朝食
通勤途中に駅の立ち食いそばで済ませた

など、栄養的に十分なものだとは言えない内容で、特に学生さんなどはダイエットが気になり、カロリー表示ばかりに気を取られている様に見受けられます。

このような様子を見ていると「なんのために食べるのか」という事を良く考えて理解してみる必要があります。



食べる事は生きること!



何をどう食べるかについて考えた時には

食べる事は生きること
食べ方は生き方

と思っていただいてもよく、食生活を人生に反映させる事が大切なのは言うまでもありません。

しかし時間に追われる現代人は、どうしても食事内容や食事時間がおろそかになってしまいます。

では、そのように忙しい現代人でも簡単な食事で十分な栄養を摂る事はできないものなのでしょうか?



少しの工夫で改善する方法



一日の中で一番忙しい朝食の時間帯においても、ちょっとした工夫で食生活を改善することができます。

朝食に菓子パンだけという場合、乳製品のヨーグルトを加えてみたり、フルーツ入ヨーグルトやアロエ入りヨーグルトなど、体に良い食品をもう一品加えるという工夫もできます。

また、おにぎりだけの朝食よりも、ゆで卵を加えたりしてみる方法もあります。

簡単に野菜を摂る方法として、ミニトマトなど一年中売っていますので、さっと洗って食べるだけで、調理しないでも野菜の栄養を採れるようになります。

このように忙しくても、それなりに工夫できる事はありますので、ぜひ取り入れていただきたいとおもいます。



頭ではわかっているけれど



学校で習ったりテレビ番組などでも栄養が大切だという事を言っていますし、それは誰でもわかっています。

今問題になっている、メタボなどは日常の食生活の習慣から来る病気ですので、子供が小さい時から家族でそうならない為の食生活や生活習慣などを考えてゆくことが必要です。

また学校教育の「食育」というカリキュラムの家庭へのフィードバックが出来にくい事も問題です。

学校によっては、子供が自ら弁当を作る取組みをしている所があり、買い物から調理、弁当詰めまでを全て自分で行なっています。

子供が身の回りの事は自分でできるという年齢になったら、身支度や食事が自分でできるようになれば、大人になってからも【料理ができない人】にならなくて済みます。

折角学校で栄養や調理を習ってくるのですから、家庭でも子供には積極的に料理をさせてあげたいものです。
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