大腸の病気

大腸の病気

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お腹の具合が悪い



お腹が痛いなど、お腹の具合が悪い時に一番問題になるのは・・・

最近具合が悪くなってきたのか、ずっと前から具合がわるいのかということです。

便秘や下痢が長い間続いている時にはあまり心配することはありませんが、最近になって便秘気味になってきたとか、便秘と下痢を繰り返すような場合には要注意です。

また、血便が出たり、診断などで便潜血検査で陽性が場合に、痔のある人ならそれほど心配要りませんが、痔があるから血便が出ていると思っていても、直腸にガンが出来ていたというようなこともあります。

血便があって検査の結果、出血の原因が痔のみの場合には、その後1〜2年は血便があってもあまり心配要りません。

しかし、痔も無く血便が出るような場合には病院で検査してもらう必要があります。



症状がない腸の病気



便秘や下痢など自覚症状がある病気に対して、自分では全く気づかない病気も多くあります。

例えば、大腸の壁に袋のようなものができる【大腸憩室症】と呼ばれるものは自覚症状が無く、袋が破れると大出血を起こしてしまいます。

ほかにも、ポリープやガン、潰瘍など小さい間には自覚症状はありません。

大腸がんなど悪性疾患の場合には、血便や便が出ないなどの症状が出てきた時には、ある程度病気が進行している悪い状態です。

このように、自覚症状が無いうちに病気が進行してしまうこともありますので、症状が無いと安心することはできません。



気になる腸の病気



腸の悪性疾患としては【ガン】があり、良性疾患としては【大腸憩室症】などがあります。

他には、大腸や小腸、胃などで炎症と回復を繰り返し、そのたびに血便や腹痛などが出たり回復したりする【炎症性腸疾患】という病気もあります。



検査はいつする?



健康な状態から、便秘や下痢、血便が出るなど今までにない症状が出た時にはすぐに病院に行き精密検査をする必要があります。

また、自覚症状が無い人でも検診などで、精密検査が必要だという結果が出た場合には、必ず病院で検査を受けるようにしてください。

とは言っても実際には精密検査が必要と言われても病院まで行く人は半数にも満たない状況です。

自覚症状の無いうちに病気が発生しているかもしれない腸内の健康を保つには早めの手当が功を奏します。
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