大腸ポリープ

大腸ポリープ

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大腸ポリープとは



大腸の内壁が飛び出した状態を【大腸ポリープ】と言い、ポリープには腫瘍性の物がキノコの様に発育していたり、大腸の粘膜が盛り上がって山のように突出したものなどがあります。

大腸ポリープは大きく分けて・良性のポリープと・悪性のポリープの2つがあり、良性のポリープはガンではなく、悪性の物はポリープの一部か全部がガンとなっています。

ポリープは大きくなればなるほど、ガンを合併する確率が高くなります。



ポリープの発生と発見



色々なデータを見ても、高齢になるほどポリープを持っている人は多くなって来る傾向にあります。

ポリープを見つける事は難しく、3ミリの物や5ミリ程度の物までしっかり見つけなければなりません。

ポリープの検査には、バリウムをお尻から入れて見る検査があり、ある程度までは見つけることはできます。

さらに確実に見つけるには目で見る内視鏡検査が必要になってきます。



ポリープの切除



内視鏡でポリープが見つかった場合には内視鏡手術で取る場合もあります。

切除するポリープの大きさは5ミリより大きな物で、2ミリや3ミリ程度の小さい物はそのままにしておくというのが、日本や海外の標準的な指針になっています。

ただし、医師によっては小さなポリープも取る場合があり、ポリープの形がその判断基準になってきます。

飛び出た様な形のポリープはそれほど心配する必要はありませんが、周囲が盛り上がって中心がへこんでいる様な形のポリープは悪性になる可能性が高い、というのが、小さいポリープでも取る判断となっています。

ポリープは大きくなればなるほどガンの発生リスクが高まり、特に2センチを超えてくるとガンになりやすくなってきます。

ポリープのガンを調べるには、ポリープの一部だけをつまんで調べても不十分なのです。

ポリープの一部がガン化している場合などには外からでは判断がつかないので、ポリープを全て切除してガン細胞の有無を確かめます。



検診の判断



ポリープを調べるのに大腸内視鏡検査をすべての人で実施するというのは無理があります。

大腸ポリープの内視鏡検査を受ける判断として、大腸ポリープが多い家系の人や、血便などの症状が出ている場合などがあります。

一度検査してみて、2ミリや3ミリなど小さなポリープが見つかった場合には、何年かに一度は検査をしてポリープの成長や増加など経過観察する必要があります。
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