炎症性の病気
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手の傷などは炎症を起こすと、赤くなったり腫れ上がることもあります。
大腸は粘膜で覆われているのですが、炎症が起こると赤く腫れ上がり、さらにひどくなると潰瘍が出来たりその部分に穴が空いてきます。
そのような事を繰り返していると、患部が細くなって【狭窄】というような状態になります。
炎症による病状として、炎症性腸疾患があり代表的なものに・潰瘍性大腸炎と・クローン病があります。
潰瘍性大腸炎はおしりに近い方の直腸から炎症がどんどん進行して、途中で止まったり、時には大腸全てに渡り炎症を起こしてしまうこともあり、炎症がよくなったり悪くなったりを繰り返すのが特徴です。
潰瘍性大腸炎の治療は基本的に内科的治療が主なもので、治療が上手くゆけば手術の必要も無く日常生活をそのまま送ることもできます。
治療薬も新薬が次々に出てきていますので、治療の成功率もかなり上がってきています。
しかし、内科的治療でも上手くゆかず大出血が止まらないような場合や、腸に穴が開いてしまった場合には外科的な手術治療が必要になってきます。
クローン病は大腸だけでなく、小腸や食道、胃や肛門など消化管全体に病気が広がるのが特徴で、こちらも潰瘍性大腸炎と同様に、炎症がよくなったり悪くなったりを繰り返すのが特徴です。
炎症を繰り返す事によって、小腸や大腸に狭窄症状が見られると手術が必要になります。
クローン病にしても潰瘍性大腸炎にしても炎症が続くとガンになる可能性が大きくなり、潰瘍性大腸炎では何十年も炎症が続いている場合には大腸にガンができやすく、クローン病では肛門にガンができやすいと言われています。
クローン病や潰瘍性大腸炎は難病に指定されていて、原因がはっきりと分かっていません。原因がわかっていないので特定の食物や生活習慣など「コレ」に気をつければ病気が防げるというものではありません。
ただし、上手にコントロールしてゆけば日常生活を問題なく送る事もできますので、内科的治療をきちんと受け続ける必要があります。
一度病気が悪くなってしまうと治療の効果も上がらなくなりますので、できるだけ悪くならないようにコントロールしてゆくことが大切です。
今までのクローン病は治すことが難しい病気でしたが、最近では新薬の登場で従来よりも良い経過を得られるようになってきました。
腸に炎症のある病気は「病気をいかに悪くしないか」がポイントになりますので、担当医とよく相談して継続的な治療に取り組んでゆきましょう。
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腸の炎症
手の傷などは炎症を起こすと、赤くなったり腫れ上がることもあります。
大腸は粘膜で覆われているのですが、炎症が起こると赤く腫れ上がり、さらにひどくなると潰瘍が出来たりその部分に穴が空いてきます。
そのような事を繰り返していると、患部が細くなって【狭窄】というような状態になります。
炎症による病状として、炎症性腸疾患があり代表的なものに・潰瘍性大腸炎と・クローン病があります。
潰瘍性大腸炎の症状と治療
潰瘍性大腸炎はおしりに近い方の直腸から炎症がどんどん進行して、途中で止まったり、時には大腸全てに渡り炎症を起こしてしまうこともあり、炎症がよくなったり悪くなったりを繰り返すのが特徴です。
潰瘍性大腸炎の治療は基本的に内科的治療が主なもので、治療が上手くゆけば手術の必要も無く日常生活をそのまま送ることもできます。
治療薬も新薬が次々に出てきていますので、治療の成功率もかなり上がってきています。
しかし、内科的治療でも上手くゆかず大出血が止まらないような場合や、腸に穴が開いてしまった場合には外科的な手術治療が必要になってきます。
クローン病の症状と治療
クローン病は大腸だけでなく、小腸や食道、胃や肛門など消化管全体に病気が広がるのが特徴で、こちらも潰瘍性大腸炎と同様に、炎症がよくなったり悪くなったりを繰り返すのが特徴です。
炎症を繰り返す事によって、小腸や大腸に狭窄症状が見られると手術が必要になります。
クローン病にしても潰瘍性大腸炎にしても炎症が続くとガンになる可能性が大きくなり、潰瘍性大腸炎では何十年も炎症が続いている場合には大腸にガンができやすく、クローン病では肛門にガンができやすいと言われています。
日常生活で気をつけるコト
クローン病や潰瘍性大腸炎は難病に指定されていて、原因がはっきりと分かっていません。原因がわかっていないので特定の食物や生活習慣など「コレ」に気をつければ病気が防げるというものではありません。
ただし、上手にコントロールしてゆけば日常生活を問題なく送る事もできますので、内科的治療をきちんと受け続ける必要があります。
一度病気が悪くなってしまうと治療の効果も上がらなくなりますので、できるだけ悪くならないようにコントロールしてゆくことが大切です。
クローン病の新薬
今までのクローン病は治すことが難しい病気でしたが、最近では新薬の登場で従来よりも良い経過を得られるようになってきました。
腸に炎症のある病気は「病気をいかに悪くしないか」がポイントになりますので、担当医とよく相談して継続的な治療に取り組んでゆきましょう。
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