影に潜む深刻な病気のリスク

影に潜む深刻な病気のリスク

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太っていると早死する!?



睡眠時無呼吸症候群になると

・強い眠気による事故

・抑うつ状態

を引き起こしますが、この病気になると健康な人に比べて寿命が短くなると報告されています。


寿命が短くなる原因には【高血圧】【心臓病】【脳卒中】にかかりやすい事が知られています。


睡眠時無呼吸症候群になりやすい人には肥満の人が多く、肥満はもともと【高血圧】【心臓病】【脳卒中】になりやすい事が知られています。


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放置しておくと危険です



睡眠時に無呼吸になると【一過性低酸素状態】となり、体型に関係なく健康に害を与えます。


睡眠時無呼吸症候群の患者さんでは血管や心臓を司る自律神経の中で体を活性化させる交感神経の活動が活発になり、興奮した時にアドレナリンが分泌されているような状態にあります。


健康な人は寝ている時には交感神経の活動は抑えられ、副交感神経が優位に働いているのですが、睡眠時に無呼吸になると苦しくなり呼吸を再開する事を繰り返しますので、いつも緊張状態で体は起きている時と同じ状態にあります。



こんな病気になります



高血圧症

寝ている時も交感神経の活動が高いと起きている時には更に高くなり

・心拍数が上がる

・血管が収縮し血圧が上がる

という状態になり、血管や心臓は昼も夜も休む暇がなく、やがて心臓病や脳卒中になりやすい体になってゆきます。


糖尿病

交感神経が活発になると血糖値を下げるホルモンである『インスリン』の働きが悪くなり血糖値が高い状態が長く続いてしまうと【糖尿病】になってしまいます。


【糖尿病】は様々な病気を合併し【心臓病】【脳卒中】になるリスクを引き上げてしまいますので睡眠時無呼吸症候群の人は寿命が短いという事がわかると思います。


他にもこんな病気が


高血圧症や糖尿病の他にも、【夜間頻尿】【逆流性食道炎】【出血性胃潰瘍】などの病気も睡眠時無呼吸症候群と関連性があると言われています。



治療すれば、病気を予防できる!?



まだ数は少ないのですが、睡眠時無呼吸症候群の治療をすれば高血圧や糖尿病などの病気の予防につながるというデータが報告されています。


すでに心臓病や脳卒中の患者さんは睡眠時無呼吸症候群を合併している場合が非常に多く、そのままにしておくと悪い相乗効果が出て治療成績もよくありません。


睡眠時無呼吸症候群は睡眠障害だけでなく多くの病気の引き金になりますので、早めの治療がとても大切なのです。
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02 影に潜む深刻な病気のリスク関連エントリー

01 いびきと睡眠時無呼吸症候群
睡眠時無呼吸症候群になりやすい体型や寝る時の姿勢など
03 診断と検査法について
睡眠時無呼吸症候群の検査法や、診断が確定した時の治療法にはどのような物があるのでしょうか?
04 治療法その1、持続気道陽圧(シーパップ,CPAP)
睡眠時無呼吸症候群の治療において持続気道陽圧(シーパップ CPAP)の効果、保険適用について
05 治療法その2、専用マウスピースの装着
睡眠時無呼吸症候群の対処療法としてシーパップの他にマウスピースがあります。睡眠時無呼吸症候群のマウスピースはいびき防止マウスピースとは違っていて・・・