RSウイルスについて
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RSウイルスは本来冬に流行するタイプのもので、子供の鼻風邪の原因の典型的なウイルスなのですが、今年の夏にRSウイルスの流行があり話題になりました。
子供は2〜3歳までに1度はRSウイルスに感染して、軽い鼻風邪程度の症状が出て自然治癒するという経過で、何度も感染すると免疫が作られ幼稚園くらいの年齢になるとRSウイルスに感染することも無くなってきます。
ほとんどの子供は重症化しないRSウイルス感染症ですが、なかには
突然の呼吸停止
で突然死することさえあります。
乳児の突然死は年間100〜200例ほどありますが、その中にRSウイルスが原因となっているものがあり、そのメカニズムはわかっておらず赤ちゃんから1歳程度まではRSウイルス感染には注意をする必要があります
もし赤ちゃんから1歳程度までの子供が
RSウイルスの検査は鼻やのどの粘膜の細胞を
迅速診断キット
を使いウイルスの有無を調べます。
もしRSウイルス感染が見つかった場合には、有効な抗ウイルス剤は無く病気がひどくならないように対症療法での治療になり、一定以上の重い症状では入院が必要になります。
RSウイルス感染症は普通の病気で
また大人や子供がRSウイルスに感染しても軽症で済みますが、咳やくしゃみから乳幼児に感染してしまう事もありますので、マスクや手洗いなどで感染を広げない様にすることも大切です。
RSウイルスは秋から冬へと流行し、その後はインフルエンザが入れ替わって流行するというのが今までの常識でしたが、夏でも流行が確認されてしまいました。
RSウイルスやインフルエンザが夏に流行した原因はよくわかっていないのですが、地球規模で考えると日本は夏の時期に冬の国があり、それらの地域から来た人や行ってきた人がウイルスを持ち込んでいる可能性がありますので、より注意が必要な時代になっています。
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RSウイルスとは
RSウイルスは本来冬に流行するタイプのもので、子供の鼻風邪の原因の典型的なウイルスなのですが、今年の夏にRSウイルスの流行があり話題になりました。
子供は2〜3歳までに1度はRSウイルスに感染して、軽い鼻風邪程度の症状が出て自然治癒するという経過で、何度も感染すると免疫が作られ幼稚園くらいの年齢になるとRSウイルスに感染することも無くなってきます。
重症化すると
ほとんどの子供は重症化しないRSウイルス感染症ですが、なかには
- 呼吸がゼコゼコする
- 呼吸が苦しくなる
- 喘息様のゼーゼー息
- 気管支炎
- 肺炎
突然の呼吸停止
で突然死することさえあります。
乳児の突然死は年間100〜200例ほどありますが、その中にRSウイルスが原因となっているものがあり、そのメカニズムはわかっておらず赤ちゃんから1歳程度まではRSウイルス感染には注意をする必要があります
検査と治療
もし赤ちゃんから1歳程度までの子供が
- ゼコゼコがひどい
- ゼーゼーした呼吸
- 呼吸数が早くなる
- 元気がなく苦しそうにしている
- 肩で息をしている
RSウイルスの検査は鼻やのどの粘膜の細胞を
迅速診断キット
を使いウイルスの有無を調べます。
もしRSウイルス感染が見つかった場合には、有効な抗ウイルス剤は無く病気がひどくならないように対症療法での治療になり、一定以上の重い症状では入院が必要になります。
RSウイルスの予防
RSウイルス感染症は普通の病気で
- 咳やくしゃみなどの飛沫感染
- 唾液は鼻水がついたおもちゃなどからの感染
また大人や子供がRSウイルスに感染しても軽症で済みますが、咳やくしゃみから乳幼児に感染してしまう事もありますので、マスクや手洗いなどで感染を広げない様にすることも大切です。
なぜ夏に流行する?
RSウイルスは秋から冬へと流行し、その後はインフルエンザが入れ替わって流行するというのが今までの常識でしたが、夏でも流行が確認されてしまいました。
RSウイルスやインフルエンザが夏に流行した原因はよくわかっていないのですが、地球規模で考えると日本は夏の時期に冬の国があり、それらの地域から来た人や行ってきた人がウイルスを持ち込んでいる可能性がありますので、より注意が必要な時代になっています。
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