どんな場面で起こるのか?

どんな場面で起こるのか?

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気温が高くなる季節には



季節が変わり、身体が慣れていない間に急激に気温が上がると熱中症で病院に担ぎ込まれる人も増えてきます。

熱中症は屋外でも屋内でも、そしてどの年代でも条件が揃えば熱中症になります。



年代別に熱中症が起こりやすい場所



年代別の熱中症患者の特徴として熱中症をよく発症する場所があり、学童期までの子供の場合は外で運動している時に熱中症になり、成人では労働時間中や夢中に作業している時に、そして高齢者の場合は日常生活の中で熱中症にかかってしまいます。

特に高齢者の場合は、特別体温を上げる作業や運動もなく、しかも家の中に居る時や寝ている間にも熱中症になることがあります。



熱中症を知ろう



このように熱中症はどの年代の人でもかかり、処置を間違うと命を落とすような事にもなる恐ろしい病気です。

しかし、ガンや糖尿病などと違って適切に予防することで発症を防ぐ事ができますし、適切な対処法を知っていれば病院に行くまでもなく重症化する病気ではありませんので、いたずらに恐れる必要もありません。

人間は恒温動物で体温を一定にしておく機能がありますが、熱中症になるとそのコントロールを失い、体温が上昇してしまうと臓器は機能しなくなります。

臓器はタンパク質で出来ており、体温が上がることでゆで卵が白くなるように変性し、生命機能が維持できなくなるのです。



熱中症の症状



熱中症は軽傷、中等度症、重症と3つに分けられます。

熱中症の6割は軽傷で、暑い所でめまいや頭痛がしたり、筋肉がつったり、しびれたりという症状があります。

中等症では、軽傷の自覚症状に合わせ体温も上昇するのが特徴で、頭痛がひどく嘔吐することもあります。この状態では病院で治療するレベルにまで悪化しています。

重症になると意識障害が現れ、呼びかけても返事が出来ないや、脈が早い、呼吸が荒い、顔色が真っ青になっている、などの症状が現れます。熱中症も重症になるとすぐに治療しなければ命に関わる重篤な状態ですので、救急で病院に行かなければなりません。

このようなことから、たかが熱中症と甘くみないで正しい対応をとらなければならない事を知っておきましょう。
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