体の中の水分の役割

体の中の水分の役割

スポンサードリンク

大切な水分



人間の体重の60%は水分で、生命維持には欠かせないものです。

体内の水分の割合は多すぎても、少なすぎても不具合が出てしまいます。

水を飲むと、腸で吸収されて心臓に行き、体をめぐった後に腎臓で尿になり排泄されます。

細胞で栄養がエネルギーになる時に老廃物が出て、その老廃物を腎臓で濾してキレイにするわけですが、全てのプロセスにおいて水の存在は欠かすことができないのです。

細胞ででた老廃物は水に溶けやすく、腎臓から尿酸になって体の外に出されます。

哺乳動物で高度に進化した人間は、活動が多岐、多様で大量の老廃物である尿を出さなければなりません。



腎臓のはたらき



普通の人では一日に1〜2リットルの水を飲みます。

飲んだ分とだいたい同じ量の水分が体外に排出され、体内の水分量は一定に保たれています。

腎臓では、一日180リットルもの量を濾過していますが、人間の血液は約3リットルですので、何度もリサイクルし水分は最吸収されます。

人間の血液は弱アルカリ性で、PH7.4プラスマイナス0.5と非常に狭い範囲に保たれていて、その調整は腎臓や肺が担っています。

細胞からでた老廃物は酸性ですので、血液がアルカリ性であると流れやすくなるのです。
スポンサードリンク

01 体の中の水分の役割関連エントリー

02 脱水症に注意
これから暑くなると脱水症にかかりやすくなります。脱水症が起こる条件と対策、予防について
03 熱中症を防ぐ水分補給
熱中症予防には水分補給が大切ですが、お茶でもコーヒーでもビールでも?という風に水分ならなんでも良いというわけではありません。正しい水分補給を知り熱中症を防ぎましょう。
04 水の種類と性質
コンビニやスーパーなど数多くの水が店頭に並んでいます。海外の有名なミネラルウオーターは体に良いのでしょうか?
05 体内の水と太古の海
生き物の体の中を見ると、血液や体液などは太古の海とよく似ているそうです。陸上の生き物も水中の生き物も調べてみると・・・