口腔がんの予防

口腔がんの予防

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口の中のガンをいかに予防するか



口腔がんは発見が遅れると命にもかかわりますし、たとえ命が助かってもガンを切除した後には機能障害によって生活の質が大きく低下してしまうことから最近注目されています。

口腔がんは【舌ガン】【歯肉がん】【口底ガン】【頬粘膜ガン】などがあり、これらのガンができる8割は、喫煙と過度な飲酒によるものとされています。

煙草の煙には400種類の化学物質が含まれ、その中で40種類に発ガン性が確認されており、直接的な喫煙と共に副流煙にも注意が必要です。

ガンの予防には禁煙と過度な飲酒を止める事が必須なのです。

また、慢性的に口の中に繰り返し刺激が加わるとガンの発生原因になりますので、辛い物や塩辛い食物の食べすぎにも注意が必要です。

他にも、歯が欠けたり詰め物が取れたままでは、舌などが常に傷つきやすくなりますので、治療を受けるようにし、合わない入れ歯などで、いつも舌などに刺激を感じる場合も同様で、歯科医で直してもらう様にしましょう。


口腔がんのセルフチェック



口腔がんの患者さんの経験談を聞くと、【白いしこり】があったと言う人が多く、これはガンになる前の病変の一つで、その段階で治療を受けることが大切です。

またガンになりかけていても早期に発見すれば大きな問題にまで発展する前に手をうつことができます。

口の中のガンの有無は歯科医や口腔外科に行って診てもらう事もできますが、自分でチェックすることもできます。

チェックする時には、明るい光を口の中に当て鏡を見ます。
(入れ歯を使っている人は入れ歯を外しておきましょう)

チェックする場所は

・唇の裏側
・前歯、奥歯の上下の歯ぐき
・上あごの内側
・頬の内側
・舌の表面と側面と奥側と裏側

で、赤い粘膜の部分をチェックします。

口の奥など見難い場所には小さな鏡などを使ったり、キレイに洗った指で触ってチェックすることもできます。




こんな病変に注目



口の中をチェックした時に

・粘膜のただれ
・白っぽく変色している
・2週間以上消えない口内炎のようなしこり
・できもの
・入れ歯や差し歯が強く当たっている場所
・傷

これらの異常を放置しておくとガンになる可能性がありますので、一ヶ月に一回はチェックをして、気になる事があれば歯科医院で診てもらうようにしましょう。



口の健康は体全体の健康につながる



口の中はいつも清潔にして、食物はよく噛んで食べるということが健康につながります。

よく噛むには『良い歯』が必要で、そのためには正しい歯磨きと口の中の衛生と健康に気を使ってゆきましょう。

かかりつけの歯科医による歯の定期健診も大切ですし、自分でできる口腔内のセルフチェックもしっかり行うようにして、歯と体の健康を維持してゆきましょう。
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