歯が割れる!

歯が割れる!

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どんな歯が割れるのか!?



割れた歯の傾向を見ると、過去に治療した歯に多く見られ、健康な歯が割れることはめったにありません。

健康な歯のエナメル質は少し欠ける事があるのに対して、歯の中まで削って治療した歯は、歯が半分に割れるという大きな壊れ方をします。



歯の神経を取ると・・・



虫歯などで歯の神経を取るような場合には、歯に大きな穴をあけなければなりません。

穴が開いた歯には金属などで補強してからかぶせ物をします。

治療した歯は割れやすくなりますが、外側から見える部分は様々な方法で治療することができます。

しかし、その歯の根っこの部分が割れたり、ひびが入ると、腫れたり痛みが出たりします。こうなってしまうと見えている歯はキレイなのに、歯を抜かなければならなくなってしまいます。

歯の象牙質は柔らかく内部には多くの管が通っていて神経に通じていて、管の中には水分があり、歯の弾力性を保ったり、噛む衝撃を吸収してくれたりします。

歯の神経を取ってしまうと、象牙質の健康が失われ、金属などの詰め物との強度のアンバランスから、割れやすい歯になってしまうのです。

歯の根の【ひび】は、外見からはもちろんわかりませんが、歯のレントゲンでもなかなか写らないので歯科医でも発見は難しいことなのです。



変わってきた治療



一昔前は、神経を取った歯には強度を持たせるために、歯の根の深くまで金属を入れていました。

当時の技術や材料では、このような治療が歯をもたせる治療だったのですが、数十年を経て、歯の根が割れてくることに悩まされています。

現在は、歯とおなじような、固さや柔軟さを持った材料で治療と修復が行われています。

治療には強化プラスチックやグラスファイバーのような物を使うと、歯のひびや割れなどのリスクは大きく下がりま。



よい歯医者を見つけるには



歯医者によって治療方法が全く違うという経験はよくあります。

歯を割れにくくする治療で使う強化プラスチックやグラスファイバーを扱うには、しっかりとした接着技術を習得した歯科医を選びたいものです。

日本接着歯学会

という学会があり、認定されている歯医者さんが選択の基準になります。
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