お通じと自律神経の密接な関係

お通じと自律神経の密接な関係

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切っても切れない関係


腸の動きと自律神経の関係は切っても切れない関係にあると言えます。

自律神経は、大きく分けると交感神経と副交感神経になり、車で言うとアクセルが交感神経、ブレーキが副交感神経の働きに例えることができます。

血管は自律神経が働くと収縮し、緩む時には副交感神経が働いているのですが、腸では逆に副交感神経が働くと収縮し、ストレスを受けているような時には交感神経が働いて、腸の動きは止まってしまうのです。

このように腸の健康には自律神経の働きが深く関わっていて、ストレスがかかると便秘になるとか、旅行に行ったら便秘になるなどの場合は、自律神経が不安定になっている状態にあります。



肌荒れ、便秘、肥満の原因は?



現代社会においてストレスと無縁の生活を送ることは避けられません。

どのような環境において、いかに上手く「ストレスをかわして生きる」という事が便秘解消のヒントになります。

自律神経を良い方向に持っていくためには「毎朝のリズム」が大切で、朝の生活が上手く行かないと一日中暗い気分になるばかりでなく

  • 太りやすくなる
  • 肌荒れ

など美容にも良くありません。さらに

  • インフルエンザなどの感染症にかかりやすくなる

など免疫力も低下することになります。

このように自律神経が乱れると様々な悪いことが起こるのですが、自律神経が乱れている事に気づかないと、肌荒れや便秘など末端の症状にばかり目を向けた治療を進めてゆく事になり、次から次へと不調が現れるという負のサイクルに陥り病気の根本的な解決には至らないのです。

もし次のような症状

  • 疲れがとれない
  • 肌荒れがある
  • 便秘が続いている
  • 最近太ってきた

などがあれば、朝のリズムを整える生活と共に、ヨーグルトなどの発酵食品を食べるようにして腸の健康に気を使うような生活を心がけ、体調の変化を見るようにします。



便秘になると出てくる自覚症状



便秘はその人の性格を変えてしまうほどの影響があります。

  • お腹が張る
  • 最近イライラする
  • 感情の起伏が激しくなった
  • 疲れやすくなった
  • よく眠れない
  • 肌荒れがひどい

これらの自覚症状が出てきた場合には、間違いなく腸の環境が乱れていますので腸の健康を回復させるような手立てをとっていただきたいと思います。



便秘の治療



便秘で受診される患者さんに生活習慣を聞いてみると、ほとんどの人は生活リズムが乱れていて、便秘の治療は、薬を使う前に朝の生活を整える事から始めます。

まず、毎朝の規則正しい生活のリズムを整え、朝食にはヨーグルトを食べて経過を見て、それから具体的な治療に入ります。

ラジオ朝一番のリスナーは早起きの人なのですでに朝の生活のリズムが出来上がっています。
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