熟年世代の睡眠について

熟年世代の睡眠について

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定年後の睡眠の取り方



定年後には生活習慣が変わってきます。仕事をしない生活の中でどのように休息や睡眠を取れば良いのかを考えると良い生活を送ることができます。


現役の頃は仕事が忙しく睡眠不足だったので

「定年したらしっかり寝て健康に良い睡眠を取ろう!」

と思う人は多く、朝起きるものも十分寝てからにしようと思いがちです。


しかし高齢になると必要な睡眠時間は減ってきますので、定年後の自由な時間を睡眠に当てようと長い間寝床に入っていても、実際に眠れている時間は少ないのが本当のところなのです。



長く寝ると健康に悪い!?



例えば午後10時に布団に入り朝7時に起きようという生活をしようとすると、9時間も横になっていることになりますが、そのうち眠れているのは6時間から6時間半程度ですので残りの時間は目が覚めたり、眠りが浅くなり、そのことがストレスになってしまいます。


人間も生き物ですので、暗いところでは警戒心が高まってきて、そこにきていろいろな考えが頭をめぐると取り越し苦労をしやすくなります。


定年後生活習慣の大きな変化で不眠症になる人は多く、もし仕事をしていた頃に元気よく仕事ができていたら、それは良い睡眠が取れていたということです。


65歳の人では6時間程度が適度な睡眠時間ですので、健康のためには仕事をしていた頃の生活パターンと必要な睡眠時間を考慮して生活を組み立てることが大切です。



やるべきこと!



定年後の年齢層では、夜にやることがなくなりどうしても寝る時間が早くなりがちです。


また健康に感心が向き、健康のために睡眠は十分取った方が良い!と考え、必要以上に寝てしまうとかえって良くない結果につながります。


人間は歳をとると睡眠は浅くなる


ということを知っておきましょう。



夜ずっと寝るようになったのはつい最近の事!?



1800年台の中頃にガス灯など夜間でも照明が使える様になるまでは

  • 暗くなってきたら寝て
  • 夜中に1〜2時間起きて
  • 朝方再び眠る


というのが普通の生活パターンだったと歴史学者の研究で明らかになっています。



夜間生活のススメ



夜の時間帯の過ごし方として

家族と団欒する
友人と話をする
テレビやラジオを楽しむ
などが良いと思います。


子供が夜にいつまでも起きている事はよくありませんが、熟年世代の人は夜ふかしはあまり気にする必要はありません。



眠りが浅いと思ったら



睡眠が浅いとか、よく目が覚めるような時には

  • 寝る時間が早くなっていないか
  • 起きる時間が遅くなっていないか

をチェックしてみましょう。


もし当てはまれば『遅寝、早起き』と現役で働いていた時間に戻すのが一番良いことで、特に男性は早寝になりがちですので、良く眠れない時には『遅寝、早起き』を試してみましょう。


運動と睡眠



昼間体を酷使すると良く眠れる!というイメージがありますが、そのような傾向はあまりありません。


適切な運動を習慣化している人は不眠が少ないという事がわかっていますので、無理をしないで

  • 30分のウォーキング
  • バス停1つ分歩く



など自分に合った運動を習慣化することが一番大切です。
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