骨のエイジングケア、カルシウムとビタミンDについて

骨のエイジングケア、カルシウムとビタミンDについて

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骨にはカルシウムとビタミンD!



骨の大切な栄養としてカルシウムとビタミンDがあり、骨の曲がり角研究会でも、これらの栄養を推奨しています。


カルシウムは骨を作る基本の栄養で、実際にカルシウムが少ないと骨折しやすくなってしまいます。

一日に必要なカルシウムの量は、700ミリグラムと言われていますが、2009年の厚生労働省の調査では、50代女性の平均摂取量は523ミリグラム、60代女性では558ミリグラムと不足気味になっています。

ビタミンDはカルシウムが腸で吸収されるのを促進する働きがあり、日本人女性の場合カルシウム摂取と合わせてビタミンDも不足しています。



カルシウムを多く含む食品



カルシウムが多く含まれる食品として、牛乳やヨーグルトなどの乳製品を筆頭に、骨ごと食べる小魚、豆腐や納豆などの大豆製品などがあります。

一日の必要摂取量の700ミリグラムを食品から摂ろうとすると意外と大変で、成分を調整していないヨーグルトでは600グラムも食べなければなりません。

骨の曲がり角研究会でアンケートを取った所、カルシウムがどれだけ食品に含まれているのか、ちゃんと認識している人は5%程度でした。



ビタミンDを多く含む食品



ビタミンDは、天日干しの椎茸やキクラゲなどのきのこ類、鮭やさんまなどの魚です。

さらにビタミンDは紫外線を浴びることで皮膚で生成されますので、過度のUVケアはビタミンD不足につながってしまいます。

骨の曲がり角研究会で紫外線によるビタミンDの生成を知っていた人は21%で、81%の人は夏にUVケアを行なっていました。

日焼けを避けたい女性は、食品からビタミンDをしっかり摂ることが大切です。



骨密度を丈夫にするには



骨の健康は、若いうちから高い骨密度を維持することが大切で、そのためには毎日の食事でカルシウムとビタミンDがとれるように意識することが非常に重要です。

女性では、骨の曲がり角が来る前から骨の健康維持に気を使って、更年期以降の骨密度の急低下に備えたいものです。

骨密度が低下する40歳代から50歳代には、今まで以上にカルシウムとビタミンDを摂るようにします。

最近では、カルシウムやビタミンDが強化された食品がありますので、上手に活用してゆきましょう。
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