骨のエイジングケア〜運動〜

骨のエイジングケア〜運動〜

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骨のエイジングケアのために



骨の健康にはビタミンDやカルシウムなどの栄養と合わせて『運動』によって骨に負荷をかけて骨を鍛え、強くすることが欠かせません。

具体的な運動として、ウォーキングやランニングなどの有酸素運動をまずやってみましょう。

実際に有酸素運動を行うことによって、骨の密度を維持し上昇させる事が証明されています。

他にも、荷重運動や筋肉を鍛える運動も同じ様に骨の強度を維持、上昇させます。

背筋を鍛えると、背骨の圧迫骨折の予防効果が高くなるなど、運動による骨の健康維持には大きな効果があるのです。



継続しないと意味が無い



骨の健康のための栄養や運動は、継続して行わないと意味がありません。

運動は長期間にわたり継続できるように楽しく長続きする種類の運動を見つけることが大切です。

長続きさせるためには、最初から無理をしないで少しずつ回数を増やして行き、少なくとも週に2〜3回できるような運動環境を目指します。



骨の健康を考える年齢



骨のエイジングケアに取り組む年齢は、思春期以降の10歳代という早い時期から取り組むことがベストです。

若年期に運動すると、骨の密度の最大値を増加させる事がわかっています。

つまり若年期に骨の基礎を強固にすることができていると、骨の曲がり角年齢になっても骨粗しょう症になりにくい骨が出来上がっているのです。

また、20歳代や30歳代の運動も骨の密度を維持する上で非常に大切です。

さらに、骨の曲がり角年齢になった時にも、骨のエイジングケアとして運動は大切です。



今日から始めましょう!



『運動は骨を鍛える』という事がわかれば、今から運動をはじめてみましょう。

何もしないでいるよりも、何かしたほうが骨の健康とエイジングケアには良いのです。



高齢者のエイジングケア



骨粗しょう症が心配される年齢層では、心臓や肺などの内科的な病気とヒザや腰の痛みなど運動機能の合併症を持っている人も多くいます。

そのような場合でも、起立、歩行訓練や、水中運動やバランス体操などで筋肉を鍛え、骨折の原因になる転倒しにくい体づくりが大切です。

骨の曲がり角研究会の、足腰を鍛える転倒予防体操やストレッチなどは各地の自治体で行われる『転倒予防教室』で活用されています。

楽しく毎日できるような“骨を鍛える運動”をできるだけ毎日して骨と体の健康を保つようにすることがエイジングケアにつながります。
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