血糖値以外のサイン

血糖値以外のサイン

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血糖値以外ですい臓ガンを見つける



すい臓がんができた時には血糖値の急激な変化を見逃さない他にも、チェックする方法があります。


その一つ目として
超音波検査ですい臓に【のう胞】が見つかった場合
があります。


すい臓の【のう胞】とは、すい臓の中に液体が溜まったような状態を言い、他にも「すい管の拡張」がある場合には実に２７倍もすい臓がんになりやすいというデータがあります。


すい臓をエコー検査すると前にある胃に邪魔されて見えづらいのですが、ミルクティーを飲んでもらい、胃の中に液体がある状態にすると、超音波はすい臓をキレイに映し出してくれるのです。


すい臓のエコー検査では、様々な液体を試した結果、あるメーカーの缶のミルクティーがずば抜けて結果が良くなることがわかってきました。


ミルクティーを使ったすい臓エコー検査について、そのことを知っている医師やシステマティックに取り組んでいる病院はまだ多くないのですが
大阪府立成人病センターすい臓がんセンター
と提携している病院では、同じ検査を受けることができます。


２つ目の方法として、検査台が起き上がるタイプの物を使うと、胃が下に下がってすい臓が見やすくなります。



アミラーゼをチェック




アミラーゼはすい臓の細胞が壊れた時に血液中に出てくる酵素ですが、人間ドックや簡単な検診の項目にも含まれています。


アミラーゼは一時的に上昇してもすい臓の細胞が壊れすぎると上昇しなくなりますので、上昇時に見逃さない事が大切です。


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精密検査を受ける



血糖値の急上昇やすい臓ののう胞、アミラーゼの上昇などがあった場合には
すい臓の専門医を受診して精密検査を受ける様にします。

＝＝＝専門医や病院の探し方＝＝＝

日本超音波医学会
のホームページの

「あなたの町の超音波専門医」

の検索ページでその中の「消化器」を選ぶと、すい臓や肝臓の専門医を知ることができます。


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具体的な検査として、磁力を使ったMRCPや内視鏡を使ったERCPという検査があります。


ERCPは内視鏡を使うので検査後の合併症も多く、患者さんに負担をかける検査ですが、MRCPはMRIで行う検査ですので体に負担はかからず、すい臓がんの９０％が発見できるとされています。


MRCP検査の料金は３割負担で９０００円ほどです。
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