うつ病の症状

うつ病の症状

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うつ病とうつ状態



うつ状態とは、憂鬱な気分や意欲の低下、色々な事に興味がわかない、などが続く事が言いますが、このようなことは、一時的に健康な人でもありますし、うつ病以外でも起こる事です。

このような【うつ状態】を示す病気には、うつ病以外にも適応障害やパーソナリティ障害、統合失調症などで見られます。

しかしうつ病と違うのは、うつ状態は一過性で終わるという特徴があります。

逆にうつ病は、うつ状態が継続して続いている事が診断の根拠になります。



躁うつ病



躁うつ病は、字の通り【躁状態】と【うつ状態】が交互に見られる病気で、最近は、双極性障害 (そうきょくせいしょうがい)と呼ばれています。

しかし一般的には、躁うつ病の名前が知られているので、躁うつ病の病名も良く使われます。

躁状態の時には、気分が楽しく上機嫌で、ほとんど寝なくても平気でいられ、考えやアイディアがどんどん湧いてくるような事もあります。

ただし、話していても話題が次々と変わってしまうなど思考が統一しないことや、自分が価値のある人間だと思い込むような誇大妄想が見られます。

躁うつ病では、躁状態とうつ状態が交互に見られたり、躁状態やうつ状態が連続して続くような事もありますが、うつ病に比べると躁うつ病は10分の1程度の患者数になります。

躁うつ病の発症の特徴として、10代など比較的若い人にも発症し、家族に精神疾患がある人に多く見られます。



うつ病のチェック



うつ病は、精神的な面よりも

・疲れやすい
・吐き気がする
・不眠

など身体的な症状を訴える人が多いのが特徴です。

このような症状があると、内科など精神科以外の診療科を受診することが多くなります。

うつ病の症状は様々なものがありますが、大きく3つの項目が挙げられます。

・睡眠や食欲不振、倦怠感などの身体症状がある

・悲しく沈んだ気分など、抑うつ気分がある

・思考や判断力、集中力が低下して行動が遅くなったり動けなくなる【抑制】や仕事や趣味などに意欲がわかず、なにをする気にもなれず、重症になると【混迷】という周囲に対して無関心になる症状が見られる

おおまかにこのような事から、うつ病を疑ってみます。



うつ病を見つける




会社などで、無遅刻無欠勤だった人が急に遅刻が多くなったり、休んだりするような時には要注意です。

他にも人付き合いを避けたり、仕事の成果が落ちたりなどの変化はうつ病の兆候と捉えることができます。

うつ病は、特徴的な症状が2週間以上持続して続くということが診断基準になり、単に怠けていたりする場合とは明らかに違ってきます。
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