外出での付き合い

外出での付き合い

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外出は積極的に



腰痛がつづいていると外出するのも怖くなり、自宅に閉じこもりがちになって、さらに腰痛が気になってその事が頭から離れなくなってしまいます。

しかし外出すると気分転換になり、買い物など楽しいことをしている間は腰痛の事も忘れてしまい、心理的には非常に良い効果が期待できます。

また、外出で体を動かすので、腰周辺の筋肉も動き、体全体の筋肉や骨の健康維持にもつながります。

中年以降の女性は骨がもろくなってゆきますが、外出によって日光に当たることで皮膚でビタミンDが生成され骨が丈夫になりますので【骨粗しょう症】対策にもなります。



外出の工夫



外出するときの「特別な心構え」というよりも、外出は気持よく、楽しく出かけるようにしたいものです。

歩く時には、ハイヒールなどかかとの高い靴は腰を強く反る姿勢を強要され良くありませんので、ヒールの低い靴をおすすめします。

少し歩いたり、立ち続けると腰に負担を感じる場合には市販のコルセットなどが助けになります。

腰が曲がっていたり、脊椎管狭窄症などで長く歩けないような時には、杖や押し車など歩行の手助けになるような物が役に立ちます。

杖をついたり、押し車などは見た目がきになるかもしれませんが、運動効果や気分転換のために外出をしていただきたいと思います。



歩き方の工夫



歩く時に、いきなり歩幅を大きくすると腰を“ねじる”ようになってしまいますし、普段外出しない人が大股であるくと転倒にもつながります。

最初は「小股」で「すり足気味」にゆっくり目に歩くことが大切です。

また、無理をしないことが大切で、こまめに休憩をとったりストレッチをしたりしながらやってゆくことが長続きのコツです。



乗り物に乗る時には



満員電車などで長時間立ちっぱなしの姿勢が続くような時には腰に負担がかかって良くありません。

可能ならば、乗り物が混む時間帯を避けて利用するようにします。



外出のすすめ



出不精の人がいきなり「外出しなさい」と勧められても、なかなか腰が上がらないとは思いますが、買い物や温泉など楽しみを見つけて外出の機会を作ってみると、最初は気が進まなくても、色々な事ができるようになり喜びも見つかります。

外出による気分転換で精神的な腰痛の解消になり、さらに動く事の運動効果で腰痛の肉体的な解消にもつながりますので、少しの痛みがあっても、まずは近所の散歩から外出を始めていただきたいとおもいます。
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