腰痛の上手な付き合い方

腰痛の上手な付き合い方

スポンサードリンク

腰痛の見極め



自分の腰痛がどの程度なのか把握しておくことは大切です。

ひどい痛みの腰痛でも2,3日安静にしていれば解消するものや、たとえ痛みがあっても軽度なものならば問題はないでしょう。

しかし、安静にしていても痛みが取れないような場合には、病院で診てもらう必要があります。

病院では、問診に始まりMRIなども使い手術が必要な腰痛なのかどうか診断をはっきりさせることができます。

腰痛のほとんどは手術を必要としませんが、中には神経が傷んでいたり、椎間板ヘルニア、他にも脊椎管狭窄症など手術を治療の選択肢として考えなければならない場合もあります。



腰痛の手術について



腰痛で手術を受ける場合に大抵の人は「腰の手術は大変で効果もわからない」とおもいます。

以前の手術では、傷跡も大きく、何ヶ月も入院しなければならない事も多くありました。

しかし最近の腰の手術は、患者さんの負担をできるだけ減らす『顕微鏡や内視鏡』を使った手術が広く行われていて、メスを入れる範囲も非常に狭く、筋肉や神経にほとんど負担をかけず、入院期間も短くすることができます。

脊椎管狭窄症などの場合には、たとえ痛みがあっても、身の回りの事が出来る程度で良いという希望なら、あえて手術はしませんが、外出したり旅行を楽しんだりしたいという活動的な生活を希望される場合には、手術が必要になります。

脊椎管狭窄症の手術では、骨を削ったり、ずれた骨を戻したりと色々な方法があります。



手術で痛みが完全に取れる?



医療技術は日々進歩していますので、手術を受ければ良くなるのがほとんどです。

手術を受ければ腰痛が完全に取れると考えられていますが、痛みは残る場合もあります。

しかし、痛みが残ったとしても手術を行う前よりも改善されています。

また、たまに痛がみ出ることがありますが、そのような腰痛があるのだという事も事前に知っておくことで腰痛と上手に付き合うことができます。



腰痛と生きる

。。

色々な病気がある中で、腰痛について言えば「付き合う」という言いかたがぴったり当てはまるように思います。

中高年以降、少し油断するとすぐに腰痛に見舞われますが、腰痛は痛みがあってもうまくコントロールしながら生活してゆくことも可能で、腰に負担のかからない動作や腰痛にならないための運動や体操など、腰痛があるからこそできる「腰痛と付きあう生活」で上手に腰痛と付き合っていきたいものです。
スポンサードリンク

05 上手な付き合い方関連エントリー

01 なぜ腰痛になる?
腰痛になりやすい年齢と、そもそもなぜ腰痛になるのか、そのメカニズムを考えます。
02 家での付き合い
ぎっくり腰の対処法と早く回復させる方法!さらに生活の中の工夫で達成できる慢性腰痛の対処法と改善法について
03 外出での付き合い
腰痛があるからの外出しないでいると、腰痛ばかりか健康にも良くありません。腰痛があっても外出する良い方法とは?
04 運動の効果
腰痛解消には運動が欠かせませんが、腰痛があって運動する場合、医師の立場から注意点や、おすすめの腰痛運動など