運動の効果

運動の効果

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運動してはいけない腰痛、いい腰痛



腰痛の場合、運動して良い場合と安静にしていなければならない場合があります。

安静にしなければならない腰痛は、ぎっくり腰など急性の腰痛で痛みが非常に激しい時です。

また慢性の腰痛で急激に痛みが出てきて、腰痛の症状が悪化した時にも運動はいけませんし、怪我や手術の後、坐骨神経痛などがある場合にも安静にしておかなければなりません。

逆に運動をして良い、運動したほうがためになる腰痛は、動いても痛みが我慢できるタイプの腰痛で慢性腰痛を持っているほとんどの人は運動をして良い状態にあります。

慢性腰痛などがあると、腰をかばって安静にしていたほうが良いと思っている人も多いのですが、それはかえって腰のためには良くありません。



運動による効果



外出による気分転換で、脳が痛みを忘れる時間を作ることは腰痛解消の重要な要素になります。

さらに運動の効果として、骨盤周辺の筋肉強化で腰が安定し、健康のためにもなります。

運動による効果は、腰ばかりでなく、メタボなどの肥満や糖尿病予防、心臓や肺の機能を高めます。

ほかに、運動中や運動後には爽快感をあじわえて、非常に効果的なストレス解消になりますし、中高年以降の女性に多い骨粗しょう症改善や予防にもなります。



運動をしましょう!



運動を始めるにあたっては、無理は禁物です。

まずは身近な所、家の中などで『腹筋』や『背筋』をやってみましょう。

例えば背筋を鍛えるには・・・


背筋を鍛える運動

うつぶせに寝ます

お腹の下に枕や座布団などを入れます

上体を起こし10数えます

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この運動を2〜3セット



腹筋を鍛える運動


仰向けに寝ます

頭を上げおへその当たりを見て10数えます。

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この運動を2〜3セット

たったこれだけの運動を『やり続ける』だけでも、随分と腰回りの筋肉はついてきます。

腰回りの筋力がついてゆくことで『自然のコルセット』が出来上がり、腰は強くなってゆきます。

また、出来る範囲でラジオ体操を習慣的に行うことも腰の健康、体の健康には非常に良いことです。

無理のない運動を継続することで、知らない間に運動能力も向上してきて、ジムなどに通える位になるかもしれません。

日頃の運動習慣で腰が丈夫になれば、ゴルフやテニスなど腰を使うスポーツも楽しめます。

慢性腰痛があって、やりたいスポーツも出来ないようになっている人は、まず今日から少しずつ体を動かす事から始めてみましょう。
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04 運動の効果関連エントリー

01 なぜ腰痛になる?
腰痛になりやすい年齢と、そもそもなぜ腰痛になるのか、そのメカニズムを考えます。
02 家での付き合い
ぎっくり腰の対処法と早く回復させる方法!さらに生活の中の工夫で達成できる慢性腰痛の対処法と改善法について
03 外出での付き合い
腰痛があるからの外出しないでいると、腰痛ばかりか健康にも良くありません。腰痛があっても外出する良い方法とは?
05 上手な付き合い方
脊椎管狭窄症や椎間板ヘルニアなど手術が必要な腰痛の術後の痛みの発生と手術のリスク。さらに腰痛手術後の痛みの対処法など