【がん幹細胞】とがん治療最前線

【がん幹細胞】とがん治療最前線

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-- 【がん幹細胞】とがん治療最前線 --


ガンと言えば
  • 正常な細胞がガン化し
  • 止めどなく増殖して
  • 体内の健康な臓器を蝕んでゆく
というイメージがあります。


しかしガン細胞をよく調べてみると

細胞分裂の末に老化して死ぬガン細胞



細胞分裂を繰り返しても死なないガン細胞

の2つがあり、死なないでガンを生み出す細胞が

がん幹細胞

と呼ばれています。


ガンを摘出しても【がん幹細胞】が残っていれば
再び自分のコピーを作り出し
ガンが増殖して【再発】につながります。


そこで悪の親玉である【がん幹細胞】を見つけ出し、それを叩くことができれば再発におびえる事もなくなります。

医療技術は日進月歩!!

最新のがん研究から、未来のガン治療を知るシリーズです。


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01 がん幹細胞とは何か!?

02 がん幹細胞なぜ手強いのか

03 細胞分裂スピードを変える試み

04 兵糧攻めにする試み

05 ガンの棲む環境を変える試み

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[放送日] 2014年 11月 17日 - 2014年 11月 21日


[ 講師 ] 佐谷 秀行(さや ひでゆき)先生

慶応義塾大学医学部教授

【がん幹細胞】とがん治療最前線関連エントリー

01 がん幹細胞とは何か!?
ガン細胞の中には増殖と転移を繰り返す悪い細胞がある事がわかってきました。それこそがガン幹細胞という細胞で、ガン予防やガンの根治はガン幹細胞がカギを握っています。
02 がん幹細胞なぜ手強いのか
ガン幹細胞は、普通のガン治療をしても歯がたちません。その理由とは・・・
03 細胞分裂スピードを変える試み
ガン幹細胞は細胞分裂が遅いゆえに治療が困難なのですが、治療効果が上がる画期的な方法が実験段階で成功し、実用化の期待が高まっています。
04 兵糧攻めにする試み
ガン幹細胞を叩く方法として、今まで使われてきた薬が使える事がわかってきました。遺伝子操作や新薬など新しい方法よりもリスクが少なく、すでに臨床試験も行われており、実用化間近の治療法として期待されています!
05 ガンの棲む環境を変える試み
ガンを治療しても再発や転移を繰り返すのはガン幹細胞が生き続けているからです。ガン幹細胞そのものを叩く研究とわかってきたこと!